|
ちょっと一息:イタリアの朝食 |
ホテルに宿泊すると、昼食・夕食は特に付かなくても朝食込みということが大半だと思います。
星の数が多い高級ホテルや、ビジネスライクなホテルの朝食は、いわゆるウエスターンスタイルのビュッフェが多いので、これといってイタリア風とは感じないかもしれませんが、 ややアットホームなホテルに宿泊すると、大抵イタリア式の朝食を食べることになります。 イタリア式朝食の例は: カプチーノもしくはエスプレッソ、フルーツジュース、コルネット・ブリオシュと呼ばれる菓子パン、ビスケット、四角いラスク(砂糖がついていないもの)にジャム、タルトなど・・・・ そう、甘いものが中心の朝食なのです。 一部のホテルで見るようなビュッフェスタイルの朝食は、一般のイタリア人にとっては「朝から卵だのハムだのって・・・」とかなりヘビーな物なのです。 なんといっても、イタリア家庭で一番主流な朝食というのは「ビスケットにカフェ・ラテ」なんですから。 イタリアのスーパーへ行くと こういった朝食用のビスケットが置いてあるコーナーがあって、しかもかなり広い範囲を占めています。 朝食用のビスケットというのは、基本的にシンプルなもので、凝っていたとしても、チョコチップが入っていたり、カカオ味だったり、リンゴの粒が入っていたりと、素朴なものです。 小さめな袋で400g位、大き目の袋は800~1000gぐらいの量のビスケットが入っています。 こういったシンプルなビスケットを、カフェ・ラテに浸しながら食べたりするのが、イタリア家庭でみる日常的な朝食風景だと思います。 |
Copyright © 2024 Supero Ltd, Malta. Powered by ZeroDelta